３０代女性の化学物質過敏症の回復例です。

症状歴３〜４年。

女性（３０才代）の、

化学物質過敏症の回復例。

です。

柔軟剤や香料やタバコなどに強い身体反応が出るようでした。ふらつき、寝込み・気を失うような、頭痛、気持ち悪さ、臭い過敏、にとても苦しんでおられました。東京の吉祥寺の手心整体（当院）に来るまでは現代医学、病院、薬、で回復させようと思っていたようです。化学記号等の説明を受けたり、生活指導を受けて

きたと言っていました。

当院初期の段階では、病院、現代医学,薬以外の方法で「CS]がまさか回復できるなんてイメージできなかったようです。自分の症状が長くなってきていること、当手心整体で幾人もの回復例、改善例が出ていることが来院の決め手になったようです。非常に繊細な方で精神面も弱く「疾患」がありました。しかし、回復は非常にスムーズで、確実に「寛解」への道のりを歩まれました。

化学物質過敏症の回復のしかたには、大きく３種類があると思います。短期間で一気に回復寛解に至るタイプ。一段一段回復していくタイプ。あまり一気に効果は上がらないのだけど、いざ回復が始まると一気に状態が良くなるタイプ、の３種類です。この女性の場合は一段一段のタイプでした。まず暴露しても回復までの期間が早まります。次に暴露のダメージが小さくなってくる。身体症状が弱くなり、やがて無くなる。臭いへの過敏さは残る場合もありますが、生活はほとんどマスクなしで正常におくれます。

臭いの過敏さが残る場合もありますが、それはパニック障害の人が以前のパニック場所に似た雰囲気を回復後も苦手とするような感じに思われます。やがて少しずつ脳が覚え込んだ苦手意識から解放されるでしょう。まずは普通の生活に戻り、社会復帰することです。この女性の場合も社会復帰して問題なく働いています。こう言ったことは充分に可能なんです。

これまでに化学物質過敏症の人の回復は多いですが、ちゃんと施術療法をすれば回復できる症状だと感じます。民間療法（東洋医学の枠を広げた療法）で回復するなんて⁈、と思う人がまだまだ多いのが現状ですね。

目黒、院長。